2013年1月8日火曜日

非日常としての旅

大町からみる山並み
今日は電車に揺られて大町まで出張に行ってきました。誰かと一緒に行くときは車に乗せていってもらうのですが、一人の時は電車です。窓からの景色もいいですが、駅から歩いていく途中に見える景色は、夏も冬もすばらしい!定点観測ではありませんが、毎回写真を一枚撮っています。


旅が好きです。…なんていうと、本当の旅好きに怒られそうなくらいに土日はひきこもりですが、ふらっとどこか遠くに行くのが好きです。特に一人で。
旅行っていうと、有名な観光地を見て、写真を撮って、現地のおいしいものを食べて。それらをなるべく効率よく回るために、交通手段などを綿密に計画を立てる。食事も外れがないように、インターネットの口コミ情報をチェック。観光スポットも下調べをして、「へーこれがあの有名な!」なんて言ってみたり。

そんな旅行もそれはそれでいいんですが、俺が好きなものとは違います。
とりあえず、行きと帰りの切符だけ買って、あとは野となれ山となれ。どこに行くかは風任せ。駅で聞いて地元の人しか行かないところに行ってみたり、看板で見つけた誰もいかないような博物館に行ってみたり。そういう中で、新たな発見や出会いがある旅が楽しくて。飯がまずくてもいいじゃない、あとで話のツマになれば。

そういうことをやるのには、一人旅が一番です。時間に縛られないし、好きなところに行けるから。寝坊したって誰も怒らないし、時間がないと焦ることもないし。のんびり街並みでも眺めながら歩く。そんな一人旅が好き。

この前、東京に行ったときも、品川でたまたま通りがかりに発見した物流博物館なるものに。入場料は100円!当然?あまり期待していなかったけれど、ヤマトや佐川など各物流会社の制服が展示されていたり、物流映画(そんなものがあるんです!)が上映されていたりと、普段有り得ない世界に溶け込むことができて、非常に満足でした。

日々の生活を振り返ってみる。計画を立てて、その通り実行して、大満足!っていうことは、普段の生活の中でやっているもの。仕事しかり、日常しかり。言ってしまえば、飲み会だって、幹事がいて挨拶があって締めの言葉があってと、ある意味計画性に基づいて行動しているわけです。

旅はそういう場からの解放だと思っています。非日常への飛躍。計画的な無計画。良い景色が見られたり、おいしいものが食べられたりも重要だけど、一番は日常の枠組みからの解放かな。

こんなことができるのも、周りの方が親切にしてくれるからで(宿も決めずに旅にでたりするので)、それに感謝しつつも、これからもそんな旅ができたらなぁと思います。つまりまた甘えますってことでww

(まだ海外には行ったことがないので、今年は行きたいなぁ。)

0 件のコメント:

コメントを投稿